見てない映画の感想を妄想で語るブログ

当ブログはフィクションです。

ワイルド・スピード/スーパーコンボ

知っていること

・ドウェインジョンソンが主演
・カーアクションがすごい
・シリーズがいっぱい出ている

※確認していないので上記の情報は間違っていることもありえます。

以下、見てない映画の感想です。

今作も見所はカーアクション

ワイルド・スピード」シリーズ(※どれも見ていません)の見所と言えばカーアクションですが、今作はシリーズ通して最高に派手で最高に手に汗握るスリル満載のアクションシーンばかりでした。
自分が特に印象に残っているのは、やっぱり開始早々のドウェインジョンソンの運転するトラックと、(その時点では)何故かその積み荷を狙ってやってきた原チャリ集団とのバトル。
もちろん、原チャリとトラックではサイズ感が大きく違い、ドウェインジョンソン有利にしか見えない。
だが、交差点のたびに、だんだんと原チャリ集団が合流し、増えていく様はベタかもしれないけど、アフリカゾウに群がるアリの集団を思い出した。
命を無駄にし、数で勝負していく様子はこの映画のいい意味でのB級っぽさをよく表していて、この映画がどういうものか、という宣言をしているように感じた。
そして、ついに数の暴力に屈することとなったドウェインジョンソン。
トラックの積み荷を見ると、そこには大量の牛が。
ドラッグだと思って奪いに来ていた原チャリ集団が、そこですぐに納得してしまうのは、ちょっと詰めが甘く見えてしまったのはもったいない。
実際、その牛こそが、新世代のドラッグだったわけだし。

地味ながら緊張感あふれるアクションシーン

実は自分は、アクション映画が苦手です。

どうしても内容が薄い(ものによっては皆無)なものが多く、なんとなく損した気持ちになってしまうんです。
アクションって言っても、どうせほとんどがスタントがやっていたり、CGで派手に見せていたりするもので、そこに”リアル”を感じないからだ。

しかし本作「ワイルド・スピードスーパーコンボ」は、恐らくCGも少なめで、スタントも極力使っていない。(もしくは使い方がとても上手)
そのせいか、なかなか楽しんでみることができた。

最近のアクション映画ーー例えばアベンジャーズ(※見ていません)などーーに比べると、だいぶ地味に見えるが、やはりその分の緊張感は演出できている。

拳銃や武器なんかをあまり使わないアクションも、(武道好きな)日本人としては好みに合う。

採点

72点

アクション映画苦手な自分にしては、高得点。
次作も見ようと思います。