見てない映画の感想を妄想で語るブログ

当ブログはフィクションです。

2019.06

ダイエット

さすがにダイエットをしよう。
そう何度思った事か。もしかしたら今回も続かないかもしれない。
とは言え、何もしないよりかはマシだろう。
ということでもう一度、ダイエットをしよう。
まずは、せっかくブログを作ったので記録を取っていく。
それも毎日、と決めると忘れた日があるともうダメになっちゃうので、気軽に、適当に。

6/18

今日の朝計ったら90.4kg。
昨日はサラダの大きいやつと豆腐と納豆。
お腹すいちゃってお菓子とか食べちゃうんじゃないか、とか心配してたけど、結構大丈夫。
こういう食事をちょこちょこしようと思う。

泣くな赤鬼

知っていること

・原作が重松清
・主演が堤真一
堤真一が元?野球部の監督
柳楽優弥が昔の教え子で野球が上手い
・全然客が入っていない

※確認していないので上記の情報は間違っていることもありえます。

以下、見てない映画の感想です。

噂通り映画館がガラガラだった

ネットニュースでも見たのですが、集客にだいぶ苦戦しているようです。

自分が見に行った回でも、自分の他にもう1組のご夫婦だけ。

自分もネットニュースでその話題を見るまで見に行こうと思っていなかったのですが、見に行ってよかった。
こういう映画こそみんな見るべきだよ。
大号泣の名作。

演技力の高い2人

例えばジャニーズやアイドルを主演にしていたら、こんな集客に苦労することはなかったのかもしれない。
自分としてはアイドルを主演にするような手法も否定するわけではない。
専業役者では出せない輝きや、そのアイドルのファンとしての映画の楽しみというのもあるからだ。
実際、前田敦子が主演を務めた「モラトリアムたま子」(※これは見ました。本当にいい映画です。)は最高の邦画の一つであるし、あの映画は前田敦子でなければ成立しなかった名作だ。

それでもやはり、今作「泣くな赤鬼」で堤真一柳楽優弥の演技を見ると「餅は餅屋」なんて言葉が頭に浮かぶ。
とにかく素晴らしい演技。

割と淡々とした映画で、ストーリーも大きなドラマはない。
過去、野球の道を諦めたことを悔やみながら、現在の”普通”の生活に大きな幸せを感じている柳楽優弥と、過去の栄光に捕らわれ、現在もずうっと苦悩している堤真一
この2人の対比や、共通項、本当に見事だった。
音楽もあまり使わず、カメラも少し遠い位置からのカットが多かったのも監督の役者に対する信頼感の証で、この見事で大胆な演出は英断と言わざるを得ない。

原作と違うラスト

重松清の原作(※読んでいません。)とは結末が大きく違う。

原作では堤真一は少年野球のコーチとなるが、映画では堤真一プロ野球を目指すという大胆なもの。
もちろん、トライアウトで不合格となるわけだけど、挑戦することの気持ちよさ、失敗することの気持ちよさというのを感じさせてくれた。

原作のラストで、十分いいものだったけど、この映画にはこのラストしかないだろう、という自然で感動的なラストだった。

トライアウトのベースランニングで堤真一が転んでしまうシーンなんかベタだけど泣いてしまったよ。

採点

95点

本当にいい映画を見た。
客が少ないことで、集中して見れたのはラッキーだった。これから客増えてくるんじゃないかな。

ワイルド・スピード/スーパーコンボ

知っていること

・ドウェインジョンソンが主演
・カーアクションがすごい
・シリーズがいっぱい出ている

※確認していないので上記の情報は間違っていることもありえます。

以下、見てない映画の感想です。

今作も見所はカーアクション

ワイルド・スピード」シリーズ(※どれも見ていません)の見所と言えばカーアクションですが、今作はシリーズ通して最高に派手で最高に手に汗握るスリル満載のアクションシーンばかりでした。
自分が特に印象に残っているのは、やっぱり開始早々のドウェインジョンソンの運転するトラックと、(その時点では)何故かその積み荷を狙ってやってきた原チャリ集団とのバトル。
もちろん、原チャリとトラックではサイズ感が大きく違い、ドウェインジョンソン有利にしか見えない。
だが、交差点のたびに、だんだんと原チャリ集団が合流し、増えていく様はベタかもしれないけど、アフリカゾウに群がるアリの集団を思い出した。
命を無駄にし、数で勝負していく様子はこの映画のいい意味でのB級っぽさをよく表していて、この映画がどういうものか、という宣言をしているように感じた。
そして、ついに数の暴力に屈することとなったドウェインジョンソン。
トラックの積み荷を見ると、そこには大量の牛が。
ドラッグだと思って奪いに来ていた原チャリ集団が、そこですぐに納得してしまうのは、ちょっと詰めが甘く見えてしまったのはもったいない。
実際、その牛こそが、新世代のドラッグだったわけだし。

地味ながら緊張感あふれるアクションシーン

実は自分は、アクション映画が苦手です。

どうしても内容が薄い(ものによっては皆無)なものが多く、なんとなく損した気持ちになってしまうんです。
アクションって言っても、どうせほとんどがスタントがやっていたり、CGで派手に見せていたりするもので、そこに”リアル”を感じないからだ。

しかし本作「ワイルド・スピードスーパーコンボ」は、恐らくCGも少なめで、スタントも極力使っていない。(もしくは使い方がとても上手)
そのせいか、なかなか楽しんでみることができた。

最近のアクション映画ーー例えばアベンジャーズ(※見ていません)などーーに比べると、だいぶ地味に見えるが、やはりその分の緊張感は演出できている。

拳銃や武器なんかをあまり使わないアクションも、(武道好きな)日本人としては好みに合う。

採点

72点

アクション映画苦手な自分にしては、高得点。
次作も見ようと思います。

今日も嫌がらせ弁当

知っていること

佐藤隆太さんが出ている
篠原涼子さんも出ている

※確認していないので上記の情報は間違っていることもありえます。

以下、見てない映画の感想です。

原作がブログということで期待していなかった

同タイトルのブログを映画化したもの。

以前にもブログから映画化したもので「家に帰ると妻が死んだふりをしています(※これも見ていません)」があったが、非常に退屈な映画だった。

それはブログが悪いわけでも演出や役者が悪いわけでもなく、やはり単純にブログと映画の相性の悪さだろう。

自分は割と地味と言われるような映画は好きだ。「ぐるりのこと。(※これも見ていません)」や「間宮兄弟(※これも見ていません)」なんかはとても好きな映画だ。
それでも、「家に帰ると妻が死んだふりをしています(※見ていません)」には退屈さしか感じなかった。
それは地味と言われようともやはり映画には文学や哲学、ドラマがあるからで知らない人の日記であるブログにそれを感じることは出来ないためだ。

そう思って今作も期待をしていなかったのだが、期待を裏切られた。
それもいい意味でだ。

もちろん原作(と言うよりも元ネタ)がブログということで派手さは全然無い。
普段派手な演技のイメージがある佐藤隆太さんですが、抑え気味なとてもいい演技をしていたし、佐藤隆太さんの妻役であり、主役の篠原涼子さん、こんなにいい演技をする女優さんだったんですね。

オープニングの少しニヤニヤしながら(ここでは意地悪そうな笑顔に見える)お弁当を作っているシーンから、エンディングの少しニヤニヤしながら(ここでは愛にあふれた笑顔に見える)お弁当を作っているシーンへの変化、とてもいい演出だし、それにきっちりと応えた名演技だった。

何故嫌がらせ弁当を作っていたのか

この映画を見に来る人はみんなそこが気になっているんだと思う。
まぁ、ありがちに考えられるのは
・夫婦間のコミュニケーション不足から
・単純に料理下手
・過去の何かしらのトラウマから
などが考えられる。

そこに対し、明確な答えを出さないのは卑怯と言えば卑怯かもしれないが、あの夫婦の間に流れている空気観にはとてもあっていて、自分はなぜだか映画としてすごく納得できてしまった。

これは、ブログではちゃんと答えとか書いてあるのかな?だとしたら監督のアイデアの勝ちだな。

篠原涼子さんの長台詞

篠原涼子さんが佐藤隆太さんの上司に対し、長台詞で文句をダーって言うシーン。
シーンとしてはもちろんコメディなんだけど、ワンカットであの長台詞、しかもかなりの早口でまくし立てていくのはとても緊張感もあり、ゾクゾクとした。

その台詞自体もとてもよくて、夫である佐藤隆太さんへの愛ゆえに、という感じで感動的ですらあった。
あのシーンで、佐藤隆太さんがチラっと写し、困惑の中、嬉しさの混じった表情もまたよかった。

採点

82点

ブログが原作ということで期待をしていなかったのだけど、いい方向に裏切ってもらえた。
ふとした時にまた見たくなる映画だ。

町田くんの世界

知ってること

・ポスターのデザインがちょっと面白い。

・けど、邦画のアイドル映画でよくある顔がいっぱい並んでるやつ。

・主演の2人が演技初挑戦。

・なんか超能力とか使うっぽい?

※確認していないので上記の情報は間違っていることもありえます。

 

主演2人の演技が酷い

主演2人が今回の映画で演技初挑戦ということで、とにかく演技が酷い。

周りを固める役者さんには結構な実力者もいて、なんとか最後まで見ることは出来るが主演の2人の演技は酷いものだった。

当然映画としては、主役とヒロインがメインで出ており、映画の間中誰かしらがずうっと下手なまま。何より酷いのは主役とヒロインが絡むシーン。下手×下手の相乗効果で見るに堪えないものとなっている。

もちろん誰しもデビューというものはあるし、そのデビューが主演というのはキャッチ―な話題だと思うのでそこに反対と唱えるつもりはない。

だが、せめて主演のどちらかは経験を積んでいる役者を当てるべきだったろう。
これはそもそもの企画に問題あり。

超能力を使った心理戦は見事

主人公の町田くんには特殊な能力があり、それが「半径5kmを町田くんの世界にする」というもの。
これだけ聞くとよくわからないが、簡単に言うと半径5kmに限ってはすべての現象をコントロールできるというもの。
もちろん、これだけでは町田くんは無敵なだけなので、その能力の限の付け方がなかなか良かった。

能力が使えるのは一日5分間のみ

これはありがちなものではあるけど、物語としては必要な制限でしょうね。

町田くんが理解できる範囲のことしかコントロールできない

この制限の付け方がすごく良かった。

町田くんは頭があまりよろしくなく、その町田くんが理解できる範疇のことしかコントロールが出来ないので、女心のわからない町田くんは、女性を思うがままに操ることは出来ないし、何故風が吹くのかもわからないため、パンチラを見ることすらできない。
町田くんが「あいつは頭が悪すぎて考えていることがわからない」と見下していたバカな同級生のことは簡単に操ることが出来るシーンなんかは笑ってしまった。

そして、能力をうまく扱えるようになるために、町田くんが勉強をがんばり、その結果ヒロインとうまくいく展開はなかなか皮肉が効いていて面白かった。

なんだかんだラストシーンはよかった

演技は酷いものの、役者も自分も段々と慣れてきてなんだかんだ最後の方は楽しんでいた。

特にラストシーン。

ヒロインへ告白からのキスシーンはベタ中のベタなんだけど、そのために5分間、世界から自分たちの姿を見せないようにして周りに人はいるのに自分たちだけの町田くんたちだけの世界を作り大声での告白はやっぱりぐっと来てしまう。

キスシーンも軽い感じのものでヒロインの子の愛らしさが上手く表現できていた。というよりは生々しい感じがして、このために演技初挑戦の2人を抜擢したのかな、と思った。

採点

65点。

コメディタッチすぎる感じが自分とは少し合わなかったかな。

後はやっぱり演技での減点が多い感じです。